2002年04月25日
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ガンパロナイト・あずまんガンダム大王3 『今度の新戦力はジオン人です!』

Written By: トーノZERO連絡先

 「これが最新兵器、ガンタンクよ」

 「あの……」

 「ああ、ダメよ。性能は軍事機密なの」

 「そうじゃなくて……」

 「でも、性能が低いってことじゃないのよ。こーゆーのもなんだけど、結構大したものなのよ」

 「連邦軍の陣地は川の向こう側なんですけど」


 ホワイトベース所属RX-78-2ガンダム。けっこう、兵士達から人気があります。

 「おまえ、ガンダムとガンタンク、どっち派?」

 「そりゃー」

 「?」

 彼らの背後にガンタンクの無限軌道が音もなくゆっくり近づいてきました。

 「ガンタンクだよ」

 「うはははは! 何!? おまえ色モノ系!?」

 ぐしゃ


 「アムロに射撃で挑戦よ!」とフラウが言いました。

 「無理だと思うな」

 ……

 「じゃあ、あの超遠距離標的を狙ってみろ」とブライトが命令しました。

 アムロが撃ちました。「さすがにミノフスキー粒子濃いから外しちゃったな」

 「はーいっ、フラウ・ボゥ撃ちます!」

 フラウの弾も外れました。

 「アムロ、引き分けー! イエー!!」


 「実は明日からこの部隊に配属される軍人が来ます。今度の新戦力はジオン人です!」

 「ジオン人……」

 「ライバル登場!? ジオン人、きっと凄い武器とか装備してるに違いない!。どう対処すれば!?」

 「……」

 「ちょっと。なんでやねんと突っ込んで!」

 「え!?」

 「なんでやねん」

 「ぐはっ。通常の3倍の速度で飛ばされてしもうた」


 「ジオンってホワイトベースのことを、本当に木馬っていうの?」

 「うん、ほんまに、木馬ゆうよ」

 「でも、セイラさんて、ジオン人って感じがしないね。もっとハンサムか渋い男を想像していたんだけど」

 「ジオン人が、みんなハンサムか渋い男というわけやないから……」

 「にせものー!!」

 「ええ!? にせものと言われても……」

 「じゃあ、顔をよく見せてよ。ジオン人なら目が1つしかないはずよ!」

 「そんな、ザクじゃあるまいし……」

 「む……」

 「え……」

 「むむ……」

 「はっ! な、なんでやねん」

 「ぐはっ。通常の3倍の速度で飛ばされてしもうた」


 「ブライト艦長来ないな~」

 「作戦中止かな~」

 とみんなが思っているところにブライトが来ました。

 「作戦中止ではないぞ」

 「うわ、来た」

 「いや~、ちょっと近くの街までギレンの野望を買いに行っていたのだ。プレステ2の。それがなあ、戦時中なのに並んでいるのだよ」

 「……」

 「きっと、膠着状態で暇な軍人どもだな。おかげで作戦開始に遅れてしまった」

 (それが艦長の言い訳か)

 「ブライト艦長もゲームをするんですか?」

 「するぞ。ゲームはいいぞ。現実を忘れて楽しめる」

 (ってギレンの野望で現実が忘れられるのか?)

 「……リセットもあるしな」

 (怖~~~~)


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